Stop! In The Name Of Love / The Supremes ('65)
-
Stop!の手ぶりが世界一決まる曲。(次点は「Stop! 落書き」)モーレツショウビズシンガーがまだ牙をむく一歩手前で猫をかぶってるさまが、今となってはスリリングで怖い!もしもまだ映画版「Dream Girls」観ていない仔猫ちゃんがいたら、ここは素直に観るといいと思うの。
トランジスター・シスター / ベニ・シスターズ ('62)
-
本来単なるラジオ好きの妹の歌なのに、トランジスター"を"ちっちゃい"、"シスター"を"きょうだいなのよ"と無茶な解釈で盛り込みタイトルの意味をクリア、あとは「トランジスター・シスター わたくしたちは♪」とフリーダムにグループ紹介的な曲に仕立て、後半はどさくさに紛れ「シスターズ」と複数形に。でも奥ゆかしさも感じられる憎めない日本代表。
Maybe / The Chantels ('57)
-
最初のバンドでカヴァーしてたってだけで思い入れが4割増しのランクイン。普通にいい曲ですよね。でも本当はThe Shangri-Lasヴァージョンのほうがきゅんとするし、アルバムのほかの曲もフツーかな〜。それだけでなく「Maybe」のヒットで作った次のシングル「Every Night」とか似すぎて狙いすぎに興ざめ〜。ってdisってばっかりか!!
Dancing in the Street / Martha & The Vandellas ('63)
-
男女問わず、ニュースタイルのダンスについて歌った曲や背骨がずれるまで踊り明かそうみたいなだけの曲は、どーやっても踊れるように作らざるを得ないわけで大抵ゴキゲンですよね。改めて聴くと、コーラスワークもさりげなくひと捻りしてあって余計に楽しめます。
Sophisticated Boom Boom / The Shangri-Las ('65)
-
モートンPの真骨頂、十代の暗い影的コンセプト直系の怖すぎる曲群から、普通のガールズグループ然でキャッキャウフフ☆WA!している曲群まで、幅広い表情が楽しめるThe Shangri-Las。この曲はやけにジャジーでクール。でもひんやり可愛い声に似合ってる。ガールズ・グループの中でも異色な彼女たちの異色シングル、私の中では常に特別扱いです。