Little Boy / The Crystals ('64)
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ガールズを聴き始めた頃、ロネッツを何曲か聴いたくらいじゃ、解説を読んでも「ウォール・オブ・サウンド」てのがよくわかんなかった。でもこの曲を聴くと、音がどんどん重なり「音の壁」となっていくのが、少しわかってきたのでした。ララ・ブルックスのリードVo.としても好きです。
Paradise / The Ronettes ('65)
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海辺なSEから始まって、徐々に高まってゆく感じがドラマチックで好き。フィル・スペクターがロネッツにご執心の時期を過ぎて、他の人にプロデュースを任せるようになった頃のナンバー。シャングもこの曲やっているから、発売はロネッツの方が先だけど、シャング版の方が有名かもしれないね。
May My Heart Be Cast Into Stone / The Toys ('66)
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プロデューサーであり、ソングライターのサンディー・リンザー&デニー・ランデル節炸裂のビート・ナンバー。曲もアレンジも歌うバーバラ・ハリスも最高。ちょっとくらいクサクサしていても、聴けば気持ちがパッと晴れていきます。
We Were Lovers (When The Party Began) / The Exciters ('64)
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昔からこの曲が好きでした。どうして好きなんだろうと、あらためて何度も聴いてみたものの、わかんなかった。ブレンダ・リードのややハスキーでパワフルな歌声が素晴らしいってことだけじゃなくて、やっぱり曲がいいんだよね。
When You Walk In The Room / Jackie De Shannon ('63)
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イントロから2小節ごとに楽器(音数)が増えていき、歌に入ってからもストリングスやコーラスが重なって、続いていく高揚感にいつもクラクラします。ジャッキーは優れたソングライターでクール・ビューティーで歌が上手で、こんなに恵まれていたらきっと私生活は不幸だったに違いないわ、などと勝手に妄想してしまうのでした。