Jingle Bell Rock / Mary Wells (1982)
初期モータウンの歌姫、大ヒット曲『My Guy』でお馴染みのメリー・ウェルズ。
彼女は当時の黒人女性シンガーには珍しくソフトで優しく歌い上げるタイプ。
実際、ダンスは苦手だったようで、身体をユラユラする程度が限界だったみたいだけど、このジングルベル・ロックはとってもソウルフル。
舞台でダンスしてる彼女が見えるよう。
やっぱりこの曲は弾けてないとツマンナイよね!
selected by オノタカコ
今年もロック度やや高めの選曲になりました。にしても世にはクリスマスソングがたくさんあるのに、このコーナーで紹介したいクリソンはそんなにないというジレンマ。
選んだ5曲は自信を持ってオススメします。
All I Want For Christmas Is You / Charly Bliss (2017)
N.Y.のガレージポップ・バンド、チャーリー・ブリスによる、ご存知マライア・キャリーの名曲のカバー。この曲をカバーする人は多いけど、ロックアレンジは案外ないように思います。バンドの顔でもあるボーカルのエヴァちゃんの可愛い(でも可愛いだけじゃない)歌声が最高に最高です。
(アマゾン限定の配信販売曲です)
We Three Kings / Blondie (2009)
チャーリー・ブリスのゴッドマザー的バンドのクリスマスソングは、『我らはきたりぬ』というクリスマスキャロルを、パンクロックにしちゃったんですね。ブロンディのカバーはどの曲もカッコいいんだけど、やっぱりこの曲もカッコよかった!
にしても、なんでまたこんな寒そうな屋外でPVを撮ったんでしょうか。 (※ブロンディのHPで無料配信していましたが、現在は終了したようです。また、ジャケ画像は公式のものではありません)
Candy Cane Lane / Sia (2017)
シーアのオリジナル・クリスマスソング。シャッフルのリズムに乗って、この冬一番のお気に入り曲です。典型的なポップソングかと思いきや、普通の展開じゃないところがさすが今時のアーチスト。
キャンディケイン・レインというのは、アメリカやカナダにある通りの名前で、その通り沿いの家はクリスマスイルミネーションで派手に飾っているので、観光名所にもなっているとか。
『キャンディケイン通りへ行きましょ。きっと見たことないくらい素敵よ。最高よ』と歌ってます。
(ちなみに、キャンディケインは、ステッキの形をした赤&白の縞々キャンディのことですが、歌詞の後半に『全部食べちゃおう』と締めくくるのでした)
Last Christmas / Taylor Swift (2007)
今年はワムの「ラスト・クリスマス」のカバーを入れたいなーと思って、いくつか聴いたんだけど、テイラーちゃんのバージョンがわたしは好きです。
オリジナルよりちょっとアップめの8ビートで小気味いいですね。(イントロがなんとなくハマショーぽいw)テイラーちゃん、17才の歌声。
Santa Claus Is Coming To Town / The Supremes (1966)
スプリームスのクリスマスソングは、この曲が一番モータウンぽくて好きです。ダイアナの歌声は明るい曲を軽く歌ってるときが一番活きるように思うのだけど、この曲の後半はけっこうフェイクというか表情をつけていて、
以降、だんだん大御所感が出ていくんだろうなーと思いました。
先ごろ発売された2枚組のクリスマスアルバム、プロモVTRになってた「My Favorite Things」のカラオケはカッコよかったものの、どうなのかなあ。
(基本的にデラックスエディションのボートラはいらない派)