selected by オノタカコ
今回は全曲、’80年代前半イギリス、そしてカバーばかりの5曲になりました。
‘80年代はわたしが一番熱心に音楽を聴いていた時代で、とても影響を受けました。ドライブ中にふと流れてきたら、
間違いなくテンション上がる曲ばかりなのです。
No Feelings / Bananarama (1982)
バナナラマと言えばユーロビートの大ヒットカバー曲『Venus』が知られているけれ
ど、わたしは『Venus』以前が好き。音楽もだけじゃなく、ファッションも影響されました。
このPVのアウトフィット、クロップ丈のパンツにサスペンダー&チェックシャツだなんて、今着ててもいい感じだし。(ジョーボクサーズやディキシーズみたいね)
さて、バナナラマは他にもヴェルベッツの『Really Saying Something』や、スチームの『
Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye』など、初期はクールでヘンな(略してクルヘン)カバーをたくさんしてるけど、このピストルズのカバーは特にクルヘンです。
ポール・クックは彼女たちをデビュー前から応援してたらしいね。
3人のユニゾンで歌い切っていく、且つ、暑苦しくない、力の抜けた雑な感じがカッコいいのです。
ko Iko / Belle Stars (1983)
バンド名はギャズ・メイオールが命名したという、‘80年代イギリスのガールバンド代表、ベル・スターズ。なんと女の子8人組なんだよね。
全員がフロントで一直線に並んだこのパフォーマンスは、ブリットガールのカッコ良さの象徴かのよう。(リードVoちゃんはリアーナみたい)
ガールズの愛唱歌、ディシー・カップスの
『Iko Iko』のカバーは、実はGO-GO 3の活動初期に、このベル・スターズのアレンジでライブしてました。つまりカバーのカバーなんだけど、こういうケースって意外とあるよね。
ベル・スターズはアイネズ&チャーリー・フォックスの『Mockingbird』のカバーもしていて、そっちも好き!
I Want Candy / Bow Wow Wow (1982)
当時はかなりセンセーショナルでした。14歳のアナベルちゃんのセミヌードがジャケになってたりして。(今だったら児童ポルノ法違反だよね)
DJする際はよくかける今聴いても聴いても新鮮なダンスナンバー。とはいえ、オリジナルのストレンジラヴズがめちゃカッコいいのです。ボ・ディドリーが発明した偉大なるジャングル・ビート!
アナベルちゃんは今も活動中で、カトリーナ&ザ・ウェイヴスのカトリーナやハワード・ジョーンズやザ・モーテルズやそんな人たちと
”Back to The 80’s”なツアーをやったりしてるらしいです。盛り上がりそう!
Waterloo / Doctor And The Medics (1986)
ご存知アバのカバー。バックコーラス隊のウェンディとコレットによるリードボーカル曲は、ロイ・ウッド、フューチャリングならではシャッフル・アレンジ。
このキモ可愛い雰囲気とヘタウマなダンスはGO-GO 3結成時の参考にもなりました。
ちなみに、バナナラマもドクター&ザ・メディックスよりもだいぶあとに(1998)カバーしてるけど、あまり新鮮味はないですね。
Hungry For Love / The Revillos (1980)
みんな大好きレヴィロス!の中で、わたしはこの曲がNo.1。あー、もうこのバカっぽさ最高でしょ、の原曲はジョニー・キッド&ザ・パイレーツ。
オリジナル
よりもグッド・ソングに聴こえる素晴らしいカバー。女の子たちはグリッター。
キッド・クルーパ君の狂ったギター。でもどことなく切なくも聴こえる夏のビター。(ヘタなライムでスミマセン)
selected by JUDY
青い空に白い雲。楽しい目的地に向かってドライブすれば、閉め切った涼しい車内でSing Along!
暑さなんて気にしない、そんな5曲を選んでみました。
I Want You To Be My Baby / Ellie Greenwich (1968)
さぁ、エリー姐さんのシャウトが炸裂します。
気合い入れて走りましょう!でも安全運転でね。
渋滞にハマっても、この曲があればスッキリ爽快間違いなし。
エリーとのコール&レスポンスを楽しみたい曲!