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(ラグ・ドールズ「Dusty」のみ、iTunesストアへ飛びます)
また、各文章のあとのマークをクリックすると、YouTubeで視聴できます。



selected by JUDY

『ビーチで聴きたいガールズ選』という事で、私の中のSummer Girlsベスト5を選んでみました。 聴くと夏を思い出したり、夏になると聴きたくなる、そんな曲たち! 夏のシーン毎に浮かんでくる曲、特に私が好きな『夏の夕暮れ』に聴きたい『マジックタイムソング』もあります(時間限定w)。

Memories, Memories / Joanie Sommers (1963)
素敵なメモリー!
コニー・フランシス姐さんの『想い出の冬休み』的な思い出ソング。 彼と過ごした楽しい日々(多分、夏の思い出多めで想像)を、ハツラツと歌い上げております。 男性ボーカルとの掛け合いも楽しい。 この曲も、60年代ポップスにありがちな『日本だけでヒットした曲』なんですね。不思議でしょ〜、こんなにかわいいのに。


Cycle Set / Donna Loren (1965)
ドナちゃん! 私の三大ドナの一人!(Donna Loren & Donna Lynn & Donna Martin)最後のDonnaは、ビバヒルのドナちゃんねw
さて、ドナ・ローレンといえばビーチムーヴィーや、歌番組『Shindig!』でレギュラー歌姫を務めた60年代アイドル。 かわいいルックスと、パンチある歌声の絶妙さが大好き。 コーラスワークも『夏始まりました』なワクワクでいっぱい。ビーチに向かう車で聴いたらテンション上がります、間違いなく。 到着したビーチには、アネットとフランキー・アヴァロンが居るかもしれないよ!


Dusty / Rag Dolls (1964)
ボブ・クルー先生が手掛けた女の子たちは、私のお気に入りなんですが 特にラグ・ドールズのリードヴォーカルのジーン・トーマス嬢のおねだり声が大好き。 この『儚げ』な歌声が、もうすぐ終わっちゃう夏をイメージさせるのです。 あー、二学期始まっちゃう…………みたいなw
因みに『Dusty』はフォー・シーズンズの『Ragdolls』のアンサーソングと言われてるよ。 セットで聴いてもGoodね。



The One You Can't Have / The Honeys (1963)
ビーチボーイズのコレ(小指を立てて)、ハニーズちゃん! ビーチボーイズ→海→ハニーズ→海!なの。
ブライアン・ウイルソンと意気投合したゲイリー・アッシャー。次々と作品を作り上げるわけですが、ゲイリーの彼女がハニーズのジンジャー・ブレイクちゃん。で、ジンジャーの従姉妹たちが、ダイアンとマリリンのローヴェル姉妹。(奇しくもロネッツと同じメンバー構成!) そこからの出会いで、ブライアンとマリリンは恋人→夫婦になるわけです。
ハニーズの作品の中でも、多分人気ナンバーワンと思われる一曲(ジュデ調べ)。 曲中に『Brian』『Gary』なんてお互いの彼氏の名前が出てくるよ。

In His Car / Robin Ward (1964)
さぁ、最後は永遠のサマー・クラッシック『ワンダフル・サマー』でおなじみ、ロビンちゃんです。 『Wonderful Summer』も素晴らしいんですが、『In His Car』こそ私の『夏の夕暮れソングNo.1』なのです。
夏、夕暮れのビーチ。少し涼しい風が吹き始め、日焼けした肌にサマードレス。彼とカーラジオから流れるお気に入りの歌を聴くひととき。 もうすぐ夏も終わるのねん……… なんて妄想が止まらないのです、何十年もw
あ、これもビーチボーイズの『In My Room』のアンサーソングね。




selected by オノタカコ

わたしは夏になるとなぜかドゥーワップを聴きたくなります。 初期のガールグループは、元々ドゥーワップをしていたグループも多いことだし、 今回はドゥーワップ風味多めで選んでみました。 (今回はJUDYさんと1曲も被らなかったけど、やっぱ妄想はしちゃうよね〜)

I Want A Boy / The Ronettes (1961)
ロネッツがフィル・スペクターと出会う前、コルピックス時代のこれがレコードデビュー曲です。録音時は’60年代に入っていたけど、まだ’50年代ぽさを引きずってますね。
この曲を聴きながら、ビーチで砂のお城を作っていると、「素敵な(もしくはブサイクな)城だね」と声を掛けてきた男子が意外とタイプで…(以下、妄想)
真ん中のキメというか、ブリッジみたいなところが好き。ここ、ササッと歌えるとカッコいい!みたな(笑)。


Seven Sea's Heaven / Charlie & The Hot Wheels Featuring Kummy (2005)
わたしが監修したコンピ盤『Don’t Rain On Our Parade』にも収録させていただきました。Kummyさんが天国のジョーイ・ラモーンへ捧げた曲。
サーフサウンドだから、ビーチにぴったりなのは当然だけど、これに限らず、Kummyさんが作る曲の多くには夏をイメージしちゃいますね。
てか、このスプリット盤のペブルスが演ってるキャロル・コナーズの『Swingin’ Summer』もがっちりハマってマーヴェラスなので聴いてみてね。



Everything Under The Sun / The Ronettes (1965)
ボブ・クルー師匠の曲なのですが、てなことは置いといて、コンピ盤『Don’t Rain On Our Parade』のラスト曲、Chappy & The Sunshineの『Shoop Shoop』は、実はこの曲へのオマージュになっています。(Chappy & The Sunshineは、わたしとChappyのこのコンピ限定ユニット)
コンピの最後に『Shoop Shoop』を聴いたあとは、『Everything Under The Sun』へと繋がっていくのです。(勝手に)



Denis / Blondie (1977)
クラム・バークのドラムがゴキゲンなブロンディの、邦題『デニスに夢中』。
オリジナルはブライアン&ザ・レインボウズのドゥーワップ・ナンバーです。
リンク先の動画、今回初めて観たんだけど、真っ赤なシャツ・ワンピにニーハイのレッドブーツがすっごくかっこいい!(てか、ギターのクリス・ステインがニューヨークドールズのTシャツ着てる〜)
ブロンディもわたしの中では夏のイメージのバンド。



Maybe / The Chantels (1958)
最後に、ホントのドゥーワップ・グループ、シャンテルズ。’60年代初めに誕生するガールグープたちのお姉さんグループです。ロネッツもスプリームスもみんなシャンテルズを聴いていたはず。 ベタな選曲だけど、夏の終わりの夕暮れ、ビーチサイドでピニャコラーダでも飲みながら太平洋に落ちてゆく夕陽を眺めていると、「もしかしたら、毎晩祈ればあなたは戻って来るかもしれない」という切ない歌声が聞こえてきて……ぐっすん。(妄想)
この動画は、画質は悪いけど、彼女たちのパフォーマンスも、着てるドレスもとても可愛いので是非見てみてください。



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