The Dimension Dolls / Little Eva, The Cookies, Carole King
VSCD5373(2006) / ライナー by JUDY
当時キャロル・キングはまだ20歳そこそこだったけど、すでにディメンション・レーベルの看板ソングライターでした。
(当時の夫ジェリー・ゴフィンとのコンビで'60〜'63年の3年間で延べ20曲以上の全米トップ40ヒットを出してたんだって!)
そんなキャロルが楽曲を提供し、プロデュースした女の子たち、クッキーズとリトル・エヴァ、そしてキャロル自身がシンガーとしてレコーディングした曲を集めたアルバムです。
わたしが好きなクッキーズの曲は全部入ってるし、Locomotion以外のリトル・エヴァも聴ける。
リトル・エヴァがキャロルんちのベビーシッターだったことや、
Locomotionのバックコーラスをクッキーズが歌ってるのは知ってるよね?
てなエピソードでもわかるように、キャロルを囲んで女の子同士ワイワイと楽しくレコーディングしてたんだろうな。
シンガーとしてのキャロルは'70年以降からヒットを出していくけど、
'60年代初めのこの頃だって歌ってたんだよね。収録の「He's A Bad Boy」は、'64年発表当時としてはかなりフォーキーでナチュラル。
彼女の'70年代以降の楽曲を知ってるから、フォーキーでも意外じゃないけど、これが彼女の原点なのかなって思いました。
残念なことに、国内盤は在庫切れのようだけど、輸入盤なら手に入るかもしれないから、どこかで見かけたら聴いてみてね。
(オノタカコ)
下記ショップなどでご購入可能かもしれません。(参考価格2,625円) >>
Lover's Concerto/Attack / The Toys VSCD5377(2007)/ ライナー by オノタカコ
アルバム・ジャケ史に残るカッチョいいジャケットだと思うトイズです。なんといってもアルバムのラストナンバー
「May My Heart Be Cast Into Stone」に尽きます。どんどん盛り上がるアレンジに応えてリードボーカルのバーバラ・ハリスがグイグイ歌っていくグラマラスな曲。ソングライター&プロデューサーだったサンディー・リンザーとデニー・ランデルの持ち味爆発の大好きな曲。
トイズはメンバー全員が可愛いしスタイルもいいしダンスも上手いので、下記の映像もチェックしてみてね。
(ライナーを書いたときはボブ・クリューがプロデュースしたのだと思ってたのですが、プロデューサーはボブ・クリューではなく、
ボブ・クリュー・プロダクションズのソングライティング・コンビ、サンディー・リンザーとデニー・ランデルでした。もしライナー読まれた方がいらしたら、訂正して、お詫びいたします。
オノタカコ)